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レスリング成年男子フリースタイル57キロ級に出場する関学大の今村兼彰(手前)=西宮市上ケ原一番町
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レスリング成年男子フリースタイル57キロ級に出場する関学大の今村兼彰(手前)=西宮市上ケ原一番町

 栃木国体のレスリング成年男子は10月2日、栃木県足利市の「FUKAI SQUARE GARDEN 足利」で始まる。フリースタイル57キロ級に出場する今村兼彰(関学大)にとって、国体は自身3度目の舞台だ。初出場だった2018年の福井国体は少年男子フリースタイル51キロ級で5位入賞。これが最高成績で、「目標は準決勝以上。越える」と力強い。

 兵庫県伊丹市出身で、4歳の時に猪名川レスリングクラブに入った。猪名川高に進むと、福井国体から2大会連続出場。19年茨城国体は少年男子フリースタイル55キロ級2回戦で敗れたが、相手がそのまま頂点に立った。

 新型コロナウイルス禍による国体2大会の延期を経て成年男子に挑む。初戦でぶつかる沢谷孟(国士舘大)は関東学生界を代表する実力者で、今村は「正攻法では負ける。何か一発を狙う」と作戦を練る。

 大学で伸びた部分が、この考える力という。平日は監督が不在のため、自ら考えて鍛える必要がある。対人練習には試合を想定して臨み、「質の良い筋肉。関節の動きも意識している」と実戦に即した肉体強化にも励む。

 大学では法学部に在籍。公務員志望らしく、地方自治など公共政策の授業が「面白い」と語る3年生が、頭脳派レスリングで活路を開く。(有島弘記)

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