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笑顔で撮影に応じる神戸の李承信=神戸市東灘区御影浜町
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笑顔で撮影に応じる神戸の李承信=神戸市東灘区御影浜町
9日のフランス戦で相手の突進を阻む李承信(左)=国立競技場
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9日のフランス戦で相手の突進を阻む李承信(左)=国立競技場
ラグビー日本代表戦で活躍し神戸の番記者に囲まれる李承信=神戸市東灘区御影浜町
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ラグビー日本代表戦で活躍し神戸の番記者に囲まれる李承信=神戸市東灘区御影浜町

 ラグビーリーグワン1部神戸のSO李承信(リ・スンシン、神戸市灘区出身)が今夏、日本代表に初選出され、強国フランスを相手に2試合連続で先発を飾った。「立ち位置が明確になった分、メンバーに入りたい」。2023年秋のワールドカップ(W杯)フランス大会出場が現実的な目標になった。

 最初のスタメンは突然巡ってきた。先発登録されたSO山沢(埼玉)が新型コロナウイルスに感染し、試合前日の朝、起用を告げられた。「(頭の中が)真っ白になった」と、格上との対戦に動揺したが、試合では前半を終えて13-13。後半に突き放されたが、フル出場と気を吐いた。

 フランスとの最終戦にも先発。負けはしたが、初戦の19点差から5点差に縮める一翼を担った。

 チャンスをつかみ取った21歳は「課題の一番はコンタクトエリア」と振り返る。タックルやボールキャリー。176センチ、85キロの身体にまだ力強さが足りなかった。一方で、パスやキックは「思った以上に思い通りだった」と基本技術の高さを再認識できた。

 日本代表のSOは激戦区だ。山沢以外にも、19年のW杯日本大会で主軸を張った田村(横浜)や松田(埼玉)ら実力者がひしめく。李承信は「立ち位置は下の方」とし、秋の欧州遠征で「日本の10番(SO)として勝たせる役割を」と、強烈なアピールをもくろむ。(有島弘記)

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