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前回大会の1区で勢いよくスタートする男子の選手たち=丹波篠山市
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前回大会の1区で勢いよくスタートする男子の選手たち=丹波篠山市

 男子第76回、女子第38回兵庫県高校駅伝(神戸新聞社後援)は7日、丹波篠山市の大正ロマン館前をスタート、篠山鳳鳴高をフィニッシュする男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロで行われる。新型コロナウイルス感染症対策として、6日は通常の開会式を簡素化した開始式や監督会議が同校で開かれ、出場校のオーダーも発表された。

 40校で競う男子は午前10時10分、30校が出場する女子は同10時20分に出発する。栄冠を目指す戦いに加え、淡路地区を含む男女各10校が切符を得る近畿大会(11月28日・南あわじ市)への出場権争いでも熱戦が繰り広げられる。

■男子オーダー分析

 須磨学園、報徳、西脇工の昨年3強が今年も火花を散らす男子は、注目の1区でのエース対決を含め、序盤で主導権を握ったチームが優位に立ちそうだ。

 2連覇が懸かる須磨学園は1区国安、2区林田、3区広内と昨年全国大会7位入賞メンバーの3年3人を並べ、前半勝負を仕掛ける。長距離区間の4区は熊井、アンカーは1年の三浦が担う。

 3年連続2位の報徳は1区に阪神地区予選で区間新記録を出した前田、4区に山下と主要区間に2年の実力者を配置。残りの区間は3年が務め、16年ぶりの頂点を狙う。

 西脇工は1区長嶋が2年連続の区間賞をつかんで勢いづけたい。2区山中、3区塩田、4区藤井と最上級生で流れに乗ることができれば、2年ぶりの王座奪還が見えてくる。(金山成美)

■女子オーダー分析

 女子で4連覇が懸かる須磨学園は、最長6キロの1区に中学時代から実績十分の石松を起用。昨年2区で区間記録まで4秒に迫ったスピードランナー道清が続き、強力な二枚看板で先行逃げ切りに持ち込む構えだ。

 3区は大西、4区は一昨年に2区を走った干飯。アンカーには昨年4区の田村を置いた。

 西脇工は昨年の経験者3人が入り、東播地区予選と同じ走順。ルーキー塩崎を1区、3年松井を2区に据えた。3、4区は飯塚、井沢の2年でリレーし、アンカーは昨年1区の八木が担う。

 津名は2年のエース田中が2年連続で1区を任され、アンカーには3年の山崎を配した。東播磨は大黒柱の佐藤を5区に配置。前回5位の宝塚は1年山口、小野は有田、龍野は新垣が1区を務める。(尾藤央一)

■高校駅伝2021特集

■男女出場校のオーダー表はこちら

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