太平洋戦争末期に沖縄県知事を務めた島田叡(あきら)の母校、兵庫県立兵庫高校(神戸市長田区)の野球部員27人が27日から4日間、初めて沖縄に遠征し、県立那覇高校(那覇市)などと交流試合をする。島田も戦前、旧制神戸二中(現兵庫高)野球部で俊足、巧打の外野手として活躍。沖縄戦では住民の生命保護に奔走した。78年を経た今夏、後輩たちは戦跡も訪ねる予定で「偉大な先輩のおかげで貴重な機会をもらった。野球と歴史の両方をしっかり学びたい」と抱負を語る。(津谷治英)
太平洋戦争末期に沖縄県知事を務めた島田叡(あきら)の母校、兵庫県立兵庫高校(神戸市長田区)の野球部員27人が27日から4日間、初めて沖縄に遠征し、県立那覇高校(那覇市)などと交流試合をする。島田も戦前、旧制神戸二中(現兵庫高)野球部で俊足、巧打の外野手として活躍。沖縄戦では住民の生命保護に奔走した。78年を経た今夏、後輩たちは戦跡も訪ねる予定で「偉大な先輩のおかげで貴重な機会をもらった。野球と歴史の両方をしっかり学びたい」と抱負を語る。(津谷治英)