小学校教諭の長谷川元気さん(38)=神戸市垂水区=は、阪神・淡路大震災で最愛の母規子(のりこ)さん=当時(34)=と、1歳だった末の弟翔人(しょうと)ちゃんを亡くしました。「もっと感謝を伝えたかった。一緒に遊んであげたかった」。そんな後悔を胸に、今は「語り部KOBE1995」の代表として震災の経験を伝えています。映像では、自身が被災した神戸市東灘区の町を歩き、備えの大切さを呼びかけます。動画は10分程度。内容は2024年8月時点のものです。