■戦後80年 重み増す記憶と記録
終戦から80年となる夏が巡ってきました。直接の体験者が減る中、今夏も記者たちが地域の記憶や記録を掘り起こし、さまざまな角度から連載企画などに取り組みます。戦争孤児や被爆者らの証言、地元に残る痕跡、体験はなくとも戦争を語り伝える若者たち…。世界で戦争が続く今、重みを増す平和の意義を考えます(下の写真は、兵庫県公館に保管されている兵籍簿)。
■「弾丸列車構想」の遺産を撮影
映像写真部の記者が兵庫県内各地の「路(みち)」を歩き、まだ見ぬ景色へ読者を誘う企画「ミチタビ」。8月は、JR赤穂線の坂越駅(赤穂市)付近を訪ねます。旧国鉄、旧日本軍が進めていた、東京-下関間を結ぶ幻の「弾丸列車」構想。その「遺産」をドローンで撮影します。
■西播磨や姫路の「和みスポット」を紹介
夏真っ盛り。うだるような猛暑が続く中、西播磨の各支局と姫路本社の記者たちが「和み」や「涼」を感じる光景を求め、管内各地を巡ります。涼しげな写真と、肩肘張らずに読める文章で、ほんのひとときでも暑さを忘れてください。
■阪神間に眠る「オカルトスポット」を巡る
夏といえば怪談、という人もいるのでは。神戸新聞で随一の「妖怪」「怪談」マニアで、3年前に連載「妖怪は今も…阪神間の現場を訪ねて」を執筆した記者が、今度は阪神間のオカルトスポットに読者をいざないます。
■経済連載「マイストーリー」 アース製薬の川端社長が登場
ごきぶりホイホイやアースノーマットなどの虫ケア用品最大手「アース製薬」(東京)の川端克宜社長(兵庫県明石市出身)が、経済連載「マイストーリー~経営者は語る」に登場します(写真は川端社長)。2014年に42歳の若さで、同社では初の生え抜きの社長に。インタビューでは主に歩んだ営業職での体験や社長になった経緯、今年で設立100年となる同社の展望、会社設立の地で主力工場がある兵庫県赤穂市への思いなどを縦横に語ってもらいます。
■兵庫県学生ピアノコンクールが開幕
国内外で活躍するピアニストを輩出してきた「兵庫県学生ピアノコンクール」(神戸新聞社など主催)の地区予選が7月31日から8月7日まで、県内4会場で開かれます。第35回の今年は、小中高校生629人が出場。9月に神戸新聞松方ホール(神戸市中央区)である本選を目指し、練習の成果を披露します。NEXTでは出場者名簿や予選・本選の結果などを掲載します。