ウクライナで生まれ育った船越勇貴さん。避難民と住民の交流会では通訳を務めた=7月、神戸市東灘区魚崎北町4(撮影・坂井萌香)

ウクライナで生まれ育った船越勇貴さん。避難民と住民の交流会では通訳を務めた=7月、神戸市東灘区魚崎北町4(撮影・坂井萌香)

 ウクライナ南部の港町、オデッサで生まれ育った日本人の男性が今夏、神戸に避難してきたウクライナ人の支援ボランティアに励んだ。5月に里帰りした故国は戦禍にさらされ、幼なじみの友は戦死した。ロシアの軍事侵攻から半年。「日本とウクライナをつなぐ架け橋になりたい」と話す男性は今、何を思うのか。