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登山道のヒノキに「とっちゃん」と書かれた落書き=22日午後0時37分、三田市立有馬富士森林公園
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登山道のヒノキに「とっちゃん」と書かれた落書き=22日午後0時37分、三田市立有馬富士森林公園

 兵庫県三田市は22日、有馬富士(尼寺、標高374メートル)の登山道にあるヒノキの幹に人物名のような落書きがあったと発表した。三田署が器物損壊容疑で捜査する。

 市によると、現場は市立有馬富士森林公園内の登山道。落書きは幹の皮を剥がした上に、銀色のスプレーを使って高さ1・8メートル、幅40センチの大きさで「とっちゃん」と書かれている。20日午前、県立有馬富士公園管理事務所から市に連絡があったという。22日午後、同署に被害届を提出した。

 日課で登山をしている近所の男性(65)によると、17日午前10時ごろに異常はなかったが、19日午前10時半ごろに訪れた際にはすでに落書きがあったという。市内の樹木医によると、ヒノキは樹皮が剥がされても枯れないという。

 市内では昨年12月、県指定重要有形文化財「旧九鬼家住宅」で落書きが見つかった。同署が関連を調べる。(門田晋一)

 

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