発信力生かし、SDGs推進 神戸新聞多様な取り組み
神戸新聞社はこれまで、持続可能な開発目標(SDGs)にかかわる多くのプロジェクトに取り組み、現在も続けています。
エネルギーの視点で地域資源を見直す「地エネと環境の地域デザイン」事業では、酪農家や酒米・山田錦の生産者、日本酒の蔵元などと連携して「地エネの酒 環(めぐる)」を生み出しました。そのほかにも兵庫の農林漁業者とタッグを組んで、新たな挑戦を続けています。
また、阪神・淡路大震災の教訓を次代に語り継ぎ、安心・安全に住み続けられる街づくりを目指しています。大学生らと組織する「117KOBEぼうさい委員会」では、防災教育やワークショップなどを通じ、自然災害を「自分事」として備えることの大切さを伝え続けています。
さらに新聞販売店網を活用した地域の防犯活動、子育て世代へのサポート・情報提供を行うコミュニティー「すきっぷ」の運営も手がけ、地域の方々のパートナーとして、社会課題の解決に向けて活動しています。
もちろん、関連の報道についても、「未来を変える」シリーズや、大型写真企画「里へ」など中長期的に紙面やデジタルで展開しています。グループ各社とも連携し、新聞発行の工程全ての領域で、環境保全に最大限配慮して行動しています。
そして2022年8月、世界各国の報道機関などによる枠組み「SDGメディア・コンパクト」に加盟しました。新聞社が持つ情報発信力やネットワークを生かし、持続可能な社会の実現を目指します。