未来を変える
脱炭素への挑戦

伊藤ハム 学生の感想

2023/03/22

 


 高野愛さん(農学部4年)


 代替肉は風味などで食肉に劣り、環境や健康に意識が高い、限られた層が食べるイメージがありました。しかし、現在では多くの企業が代替肉事業に参入して技術が進化し、おいしくなっていると分かりました。


 また、伊藤ハムが歴史を持つ食肉会社だからこそ、レベルの高い代替肉を生み出せることも印象に残りました。訪問する前は「なぜ肉を扱う会社が代替肉なのか」と疑問でした。しかし、味付けや調理方法のノウハウを代替肉に応用していました。食肉と代替肉は真逆の分野ではなく、むしろ密接に関わり、互いに成長するのだと思いました。


 今回の訪問で代替肉のイメージは大きく変わりました。もっと生活の中に取り入れていきたいです。


 松本彩芽さん(経営学部1年)


 取材で、社員さんの代替肉に対する考え方をしっかりと感じることができました。代替肉になじみのない層に、手に取ってもらうための方法を思案する様子に熱意を感じました。


 私自身、代替肉商品を食べたことはあったものの、通常の献立の一つとして考えるほど、身近に感じていませんでした。ただ「まるでお肉!」シリーズと、肉を使った商品を食べ比べても違いが分からず、代替肉の方があっさりしていて「おいしい」と感じました。


 企業はそれぞれ独自のノウハウを持っています。それを生かし、従来の分野から離れて環境や生物のことを考慮した別の商品を開発すると、これまでとは違う購買層からの支持が得られ、企業の可能性が広がるのだな、と思いました。