注目の人
デンソーテン・米本宜司社長
技術磨き大変革期に挑む5代、13年ぶりの生え抜き社長となった。電動化で自動車業界が大きく変わろうとする今、「(部品を扱う)私たちも設計や開発で、ものづくりを大きく変えるチャンス」と捉える。
自分で整備するほどの車好きだった父の影響で、自動車部品をつくりたいと入社。技術者として、エンジンなどの機能や装置を制御する電子制御装置の開発に長く携わり、親会社デンソー出身者らが続いたトップに就いた。電気自動車(EV)への対応では、制御技術を磨き「充電の制御や電池の監視などの領域を充実させたい」と力を込める。
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