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兵庫県が作成した受動喫煙環境を示すステッカー。マスコットキャラクター「はばタン」をあしらったものもあるが、浸透度は低い=兵庫県庁
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兵庫県が作成した受動喫煙環境を示すステッカー。マスコットキャラクター「はばタン」をあしらったものもあるが、浸透度は低い=兵庫県庁

 兵庫県の受動喫煙防止条例が義務付けている施設内での喫煙環境を示すステッカーの掲示で、対象施設の64・5%が掲示していないことが、県の実態調査で分かった。特に受動喫煙の被害が多い飲食店の掲示は3割を切っており、条例が順守されていない状況が浮き彫りになった。

 2012年制定の条例は学校や役場など公共施設のほか、病院や飲食店など不特定多数が訪れる施設に掲示を義務付けている。調査はアンケート方式で、県内2万3696施設のうち、1万2261施設から回収できた。

 条例通りステッカーなどを掲示していたのは、学校施設などを除いた対象施設のうち32・9%。残り2・6%はこの質問に回答しなかった。公衆浴場(73・9%)や都市公園(59・6%)などは掲示率が高かったが、飲食店では976店舗中264店(27・0%)しか掲示していなかった。

 さらに三宮と尼崎、赤穂市の3エリアの飲食店を対象に実施した追加調査では、三宮周辺で全面禁煙としていたのは33・0%、尼崎市では28・6%、赤穂市は20・0%で、地方部ほど「喫煙可」の店が多い傾向にあった。

 また「喫煙可」としている店の86・7%は何の掲示もしておらず、受動喫煙対策をしていない店ほど条例違反の割合が高かった。

 売り上げへの影響を聞くと、全面禁煙にした店の75・4%、分煙の60・5%が「悪影響がなかった」と回答。客数でも、全面禁煙で69・1%が「変わらない」と回答し、「減った」「やや減った」(合計12・3%)を大きく上回った。県健康増進課は「受動喫煙対策をきっちりすることで、店の評価も上がる。今後は条例の実効性を上げていきたい」としている。(前川茂之)

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