経済
上組、東芝TOBに100億円出資 発電事業と「親和性高い」 協業の可能性探る
港湾物流大手の上組(神戸市中央区)は22日、日本産業パートナーズ(JIP)を中心とした国内連合による東芝への株式公開買い付け(TOB)に参画し、JIPが管理運営する投資ファンドに100億円を出資したと発表した。東芝の発電事業と、発電設備などを車や船で運ぶ自社の重量貨物輸送サービス事業は、親和性が高いと判断。協業などの可能性を探る。
出資は、東芝へのTOBが成立したとの通知を受けて21日付で実施。昨年11月に取締役会で決議し、今年3月末にJIPと契約を締結した。経営参画を目的としたものではないという。
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