ひょうご経済プラスTOP 経済 「太陽や海、トンボ」巨大壁画に 本社ビル、アートで彩る アスファルトプラント大手の日工 明石

経済

「太陽や海、トンボ」巨大壁画に 本社ビル、アートで彩る アスファルトプラント大手の日工 明石

2022.10.25
  • 印刷
日工の本社ビル外壁に施されたミューラル(壁画)=明石市大久保町江井島

日工の本社ビル外壁に施されたミューラル(壁画)=明石市大久保町江井島

日工の本社ビル外壁に施されたミューラル(壁画)=明石市大久保町江井島

日工の本社ビル外壁に施されたミューラル(壁画)=明石市大久保町江井島

日工の本社ビル外壁に施されたミューラル(壁画)=明石市大久保町江井島

日工の本社ビル外壁に施されたミューラル(壁画)=明石市大久保町江井島

 アスファルトプラント大手、日工(兵庫県明石市)の本社ビル外壁に、高さ約20メートル、幅約7メートルの「ミューラル」(壁画)がお目見えした。土木用プラントは全国に約4千基あり、地域に根差す存在。今回は、それらをアートで彩る取り組みの第1弾となる。

 明石の海と太陽を、それぞれ青色とオレンジ色で表現。シンボルマークのトンボが空に羽ばたく様子を描いた。100メートル以上離れた田んぼのあぜ道や、近くを走る山陽電車、山陽新幹線の車窓からも見える。

 日工はアスファルトプラントで国内シェア70%、コンクリートプラントで同35%を誇るトップメーカー。土木業界のイメージ向上を狙い、壁画制作会社WALL SHARE(ウォールシェア、大阪市)と協業して展開する。

 今回は、プラント建屋とほぼ同じ大きさの壁に、アーティスト「KOMESENNIN(コメセンニン)9」さんが約10日かけて制作。今月6日に仕上げた。

 日工の担当者は「地域の方々にアートを楽しんでほしい。電車からも注目してもらえたら」と話す。31日に始まる自社製品展示会で、各地のプラントの所有者にPRする。(大島光貴)