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マルヤナギ小倉屋 おこわ、おはぎ専門店を神戸・三宮に5日オープン

2022.04.04
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食べ歩き用カップに入ったもち麦入りのおこわと、5日にオープンする店舗=神戸市中央区三宮町3

食べ歩き用カップに入ったもち麦入りのおこわと、5日にオープンする店舗=神戸市中央区三宮町3

店頭にならぶ一口サイズのおこわ、おはぎの商品サンプル=神戸市中央区三宮町3

店頭にならぶ一口サイズのおこわ、おはぎの商品サンプル=神戸市中央区三宮町3

■兵庫産「もち麦」おいしさ発信

 煮豆・つくだ煮メーカーのマルヤナギ小倉屋(神戸市東灘区)は、兵庫県産もち麦を使ったおこわとおはぎの専門店「m‘ocowa KOBE(モコワ コウベ)」を5日、神戸市中央区三宮町3の三宮センター街でオープンする。持ち帰りのみで、もち麦独特のぷちぷちとした食感で一口大のおこわなどを楽しめる。

 同社は、食物繊維を豊富に含む健康食品として、もち麦に注目。主力工場を置く加東市を中心に県内約160ヘクタールで栽培を委託し、今年は約300トンの収穫を見込む。県産もち麦をPRしようと出店を決めた。

 店名には、マルヤナギが提案する「新しいおこわ」の意味を込めた。おこわやおはぎはもち米で作るが、約半分をもち麦で代用し、糖質やカロリーを抑えた。担当者は「食物繊維はもち米の10倍以上。もち麦のおいしさや用途を直接伝えたい」と話す。

 こうじ赤飯やちりめん山椒、エビ天などのおこわ、きなこや黒ごまなどのおはぎで計10種類。1個162~216円。季節限定商品や食べ歩き用のカップも用意する。午前11時~午後6時半。同店TEL078・945・9968

(赤松沙和)