経済
神戸の有名店のカレー、自宅で再現 レトルト商品「名店シリーズ」に2店、3種追加 エム・シーシー食品
エム・シーシー食品(神戸市東灘区)は、有名店のシェフ監修のレトルト商品「名店シリーズ」に、神戸市内2店のカレー3種を加えた。約20年前から神戸や東京の有名店の味を再現する同シリーズは9種類となった。
神戸・西元町の洋食店「シオン」とは、程よい辛味が伴う欧風タイプの「ビーフカレー」で初めてコラボした。バターを丁寧に炒めたルーをベースに、チャツネやリンゴの甘さや酸味を利かせている。
神戸の老舗インド料理店「ゲイロード」(同市垂水区)からは、2種をラインアップした。「バターチキンカレー(マカンワラ)」は、カルダモンなどの香辛料やナッツの風味とともに、コクのある味わいを楽しめる。「ホタテとナッツのカレー(ホタテコーマ)」は、じっくりと炒めたタマネギに、生クリームを加え、ホタテのうま味が引き立つクリーミーなカレーに仕上げた。
担当者は「コロナ禍で経営が厳しい飲食店を応援し、洋食文化を発展、発信してきた神戸を盛り上げたい」と話す。
いずれも1人前180グラム入りで、432円。(赤松沙和)