神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 725 回7月 の入賞者

※応募総数 287点

一席

一席

『神出鬼没 』

三木操

姫路市(7月21日)

つるりとした床の上で踊る男性たち。よく見ると皆、浮いています。何か不思議な空間に迷い込んだ感じにさせられます。(キヤノンEOSR6 24~105ミリ 絞りf5・6 1600分の1秒)

二席

二席

『漁り火 』

西尾秀己

豊岡市の日和山海岸(7月19日)

満天の星空に負けじと、まばゆく操業するいくつもの漁船。涼感ある但馬の夏の風景です。(ソニーα7Ⅲ 24~105ミリ 絞りf6・3 30秒×4)

三席

三席

『歪んだ風景 』

前田高

大阪市のグラングリーン大阪(7月13日)

連日の猛暑の影響でしょう。一瞬、何かが溶けてしまったかと。蜃気楼(しんきろう)のように捉えました。(キヤノンEOSR7 100~400ミリ 絞りf8 3200分の1秒)

佳作

佳作

『暑いニャ~ 』

岩沢敏雄

赤穂市の赤穂城跡(6月27日)

白、黒、三毛の三者三様がかわいらしい。白はまぶしさや暑さより、眠気が勝っているんでしょうか。(キヤノンEOSR6マークⅡ 24~105ミリ 絞りf5.6 3200分の1秒)

佳作

『夏空にタコダンス 』

小山茂雄

明石市の東二見漁港(7月20日)

青空の下のラインダンスです。足先までしっかり伸びており、よくそろっています。(キヤノンEOSR 24~240ミリ 絞りf8 オート)

準佳作

準佳作

『あっち向いてホイ! 』

鳴滝塁

小野市のひまわりの丘公園(7月16日)

奥で咲く花より小さなヒマワリ。三分割法を少し意識すると、左下の花に視線が向きやすいでしょう。(ソニーα9 28~200ミリ 絞りf5・6 250分の1秒)

準佳作

『ノスタルジー 』

山本一弘

大阪府吹田市(7月5日)

太陽の塔の黄金の顔。25年大阪・関西万博開催中ゆえか、改めてその存在感に圧倒されます。(キヤノンEOS6D 24~105ミリ 絞りf9 160分の1秒)

準佳作

『熱中症対策 』

福田あゆい

姫路市の夢前蓮の花苑(7月7日)

ハスの花でなく、葉の陰で休むカエルたちにレンズを向けました。清涼感ある色合いです。(ニコンZ5 24~120ミリ 絞りf4 200分の1秒)

準佳作

『ようこそ万博へ 』

中西和美

尼崎市のひょうご楽市楽座(7月13日)

兵庫県からもブルーインパルスの展示飛行を見ることができました。機体の青が映えています。(キヤノンEOS5D 100~400ミリ 絞りf22 3200分の1秒)

準佳作

『泥んこファイター 』

白石正春

加古川市(7月19日)

玉のように飛び散る泥の中で笑顔のトライ。敵味方関係なく、満喫している様子が伝わります。(ニコンD750 28~300ミリ 絞りf7・1 1600分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『子供の世界 』

板井幹

準入賞A

『ミスト大好き 』

沢勝弘

準入賞A

『盛夏 』

有馬茂樹

準入賞A

『天の川を渡る蛍 』

前田恭男

準入賞A

『逃げるが勝ち 』

辻本晋

準入賞A

『壮大な城エット 』

三浦達也

準入賞A

『歪んだ大屋根リング 』

米沢貞雄

準入賞A

『ぼくのブルーインパルス 』

見満雄二

準入賞A

『夏越祭 』

玉置千絵

準入賞A

『あじさいドーム 』

国本喜和

準入賞B

準入賞B

『厳しすぎる夏 』

山口康博

準入賞B

『蓮の夜明け 』

大西敏晴

準入賞B

『えっちらおっちら 』

吉田義春

準入賞B

『感動をありがとう! 』

森本義隆

準入賞B

『二つの姫路城 』

飯塚建一

準入賞B

『赤石に祈る 』

加藤誠司

準入賞B

『白鳥城に稲光り接近 』

木原聡

準入賞B

『雨乞いのカタツムリ 』

竹内待雄

準入賞B

『真赤に染まる 』

寺坂好司

準入賞B

『水分補給 』

徳永直久

カメラアイ

今そこにある機器

 カメラを持つ仕事をしていると知った人から、撮影にまつわるあれこれを尋ねられることがあります。どんな機材を使っているか、レンズは何ミリか、ISO感度はどれくらいか、とかでしょうか。撮りたい構図や被写体との距離、屋内・屋外など、撮影の狙いや状況に応じ、知り得る範囲でお伝えはしますが、同時に、皆がそこまで狭苦しく考えなくても良いのでは、とも感じています。

 1990年代、いわゆるガーリーフォトが旋風を巻き起こしたこと、ご記憶される方も少なくないでしょう。手軽で高性能なコンパクトカメラが普及すると、若い人たちが身の回りの日常やきれいな景色、かわいいモノなどを撮っては世に発信し、共感を得てきました。写真表現が一気に広がった時期と重なるように思います。そして、今はおおむね一人一台、スマホを持つ時代です。

 シャッター速度や絞り、レンズの長短を調整できるカメラにしか撮れない写真もありますが、カメラなしで不意に出合う場面も大いにあります。是非、スマホのシャッターを切ってください。そしてどうぞ、こちらにご応募ください。

(映像写真部 長嶺麻子)


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